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いくつもの尾根を越えて その2

四国には、昔から何度もバイクでツーリングに来ている。


最初に訪れたのは、アメリカンのスズキ・イントルーダー800でだった。


この頃のアメリカンはまだ小さく細く、足つきもいいので、底付きが早い以外はオフ車よりどんな道にも万能でした。


その頃は、行きあたりばったり、夕方になってテントを張る場所を探して右往左往したものでした。


今ほど情報もなく、行ってみてテント張れそうかなって考えて、野宿みたいなものでした。


林道を登りきった峠の広場で朝を迎え、雲海の景色に感動したり。


やはり山へと登って、行きついたキャンプサイトで夜の星空に驚いたり。


シーズンオフの砂浜でキャンプしていて、写真を撮りに歩いていたら、声をかけてくれた海辺の料亭の方が、残った食材やご飯を分けてくれて豪勢なキャンプになったり^^


偶然にも、想像もしなかった素晴らしい景色や出会いに感動したものでした。


四万十川で見た朝霧の幻想的な風景は今でも鮮明に覚えています。





それが最近は、この景色を見に行こう・・・って言うのが普通になってしまった。

まあ、着いた時、そうそうこれこれ!って言うのもまた嬉しいものですけどね。




今回もそれに近いのだけど、やはり景色の広がりと言うのは、実際に見るのと平面で見るのとでは違うはずです。

天気に左右され、望んだ風景を見れなかったり、それでもまた違う顔の風景を見る事が出来たり。




とにかく、久しぶりに行ってみたい!と、思う景色へと次は向かうのでした。





そして、続きの近道だろうと踏んだ国道494。


四国の3けた国道はとにかく凄い道が多い。


いわゆる酷道。



入ってすぐに、ア、これ例の奴(酷道)!って感じで覚悟して進みました^^




P9090072a.jpg




道端に並ぶ並木は、杉の様だけどなんだか不揃いな感じが四国らしい。




小さい集落をぬけたら右へ左へ細い道。



そう言えばと、お昼に買ったおにぎりをまだ食べてなかったので、適当な場所で頬張る。


絶景でもなく、たまたまあったただの林道の入り口で(^_^;)




P9090076a.jpg




買ったおにぎりは、ばくだんおにぎり。

一個だけでも十分なので、一つは夜用に置いておいた。



一個で十分なのは、この後寄るところがあったからでもある。




おにぎりをほおばっていたら、国道の上からバイクの音がした。


来たのはYAMAHA WR250R


私の横へ来たら  「こんにちわ~」 と、一声かけて林道へと進んで行った。


私がセロ―だったからか、ライダーだったからか。


なんとも気持ちのいいライダーに、少しウキウキしながら国道を先へと進んで行った。



クネクネと、やはり酷道な494



すぐに峠と思われるトンネルへとたどり着く。


瓶ヶ森林道の後半からしばらく愛媛県を走っていたが、ここから高知県に入ります。



このトンネルからは、酷道の雰囲気は感じられません。




P1350584a.jpg




とにかく時間の読みにくい四国の山の道。



少し気持焦りながら走っていたので、道がクネクネでもあり写真も少ない。

集落に抜け出るあたりから見える川の綺麗さは昔と変わりません。


仁淀川


私的には四万十川より綺麗な気がしてなりません。




P9090079a.jpg




その集落 池川


ここに来て久しぶりにお店が並ぶ風景を見た。


開いてたり閉まってたりだけど、生活感のある集落である。




ここで、今日最後のガス補給。


もうすぐ山へと入るのでとりあえずのガソリン満タン。



時間の割に、距離は進んでいない






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ガソリン補給をして、さてお目当てのお店を探そうと、視線を先へ延ばすと



なんと、道の斜め向かいが目的のお店の入り口でした^^



スロープを下りながら、仁淀川の流れの手前まで降りて行きます。



この辺りはお茶の産地らしく、地元のお茶を使ったスイーツのお店なのでした。





P1350585a.jpg





お店前の駐車スペースは車がいっぱい。


とりあえず傾斜してるが下りてきたスロープの隅にセロ―を停めてお店へ。



いなかのこんな小さいお店なのに人気店らしく、贈り物をしに来た人や、休憩する人達。


私が注文する頃には少し空いてきた。





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一番贅沢そうな、お茶も楽しめるセットを。



テラスのパラソルがいくつか、丁度いい影を作ってくれています。



綺麗な水の仁淀川、そこに吹く風がとても心地良かったです。






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お店の方に、この近くの山やキャンプ場の事を聞くと、あそこは涼しくて気持ちいいと思いますよと。

また来ます!とお礼を言って出発。


期待に胸ふくらまし、ここからはR439~R33と繋いで中津渓谷への登りに入ります。





P1350589a.jpg




荒々しい岩が転がる渓谷に温泉宿があるようだ。


日帰り入浴も出来るので、あとで下りてくる予定に。







P9090085a.jpg






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渓谷にあれだけ大きな岩が転がるだけに、そこに付く道の景色もかなりなもの。




P9090087a.jpg




それでも、奥へと続く山の集落の道は、狭いながらも走りやすくグングン進みます。




10分程で、何かの施設のキャンプ場が見えてきた。



P9090089a.jpg





渓流の川を挟んで向こう岸に見えるキャンプ場。


土曜と言う事で、キャンパーも結構来てますね。



ここも候補ではあったが、さらに上にもテントサイトがある様なので進んで見た。




P9090090a.jpg





このキャンプ場を過ぎてしばらくすると、道が狭くなり勾配もきつくなり始めた。




間もなく、キャンプ地の看板が見えてきた。


と言っても、キャンプの施設ではなく、パラグライダ-の練習と着陸のゲレンデなのでした。





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そして、本当の目的の場所がさらに遠くに見えてきた。



たぶんまだ半分も登って来ていない。




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パラグライダーの施設に声をかけてからとのことなので、小屋へ行ってももぬけのカラ(^_^;)



小屋の周りをうろついていたら、ベンチに腰掛けて山を眺める老人を見つけた。



スタッフの方ですか?と尋ねると、いやいやここのもんではないけどキャンプならあのあたりで出来る筈だよと教えてくれました。


一番端下の一角でした。



その横には、綺麗なトイレ小屋や炊事棟も完備されていました。



今日は、その小屋トイレの周りにグループで取り囲むようにキャンプをしていたので、私は少し離れた一番下の木の下にテントを設営しました。




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ちょっと空は曇ってきたけど、まだ4時前。


逸る気持ちが抑えきれず、とりあえず今回一番見たい景色へと登り始めたのでした。







荷物をおろして身軽になって正解でした。


さあ、頂上へスタート!




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道は一応舗装されているけど、険しさは、バイクなら軽量でないとかなり手こずりそうな道のりだ。




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まっすぐ伸びる区間はいいのだけど、コーナーはほぼすべてUターン的鋭角コーナー。


車なら、数回切り返す事も多い切り返しの道。。




なんせ多いそんな道を登って行くと、ある所から木々が低くなり、瓶ヶ森で見た風景の様に、周りの山々が低く見えてくる。


間もなく1500mあたり。




P9090096a.jpg





見えてきた!



今回のメインイベントの尾根





P1350593a.jpg





先ほどのテントサイトが小さく見えるほど登ってきました、。




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空の雲が、今にも泣きだしてもおかしくない黒めのグレー。



頼むから雷だけは鳴りだしませんように。



一度頂上まで登ってしまいましょう。





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天気が怪しいけど、遠くまで見渡せる不思議。


晴れ渡る空の下もいいけど、これも貴重で素晴らしい景色だ。





P1350605a.jpg





頂上には、避雷針や天気のレーダーアンテナかな?丸い球状の施設があるだけでした。


何かの神様か、鳥居がいくつか見えました。





ここに来れば、360度パノラマな景色に出会えます。



下り始めたら、なだらかな山の傾斜のクマザサとまだ早いススキの穂が風になびいて綺麗でした。





P9090097a.jpg





そして、付き出た頂上をぐるりと回りながら下りていくと、その横に連なる尾根の景色が見えてきました。



そう、ここ、ここに来たかったんです。




ついに目にした山の尾根の上に続く林道の姿。


なかなか、このような姿で道の繋がりが見渡せるところもそうは無いでしょう。






P1350608a.jpg







なかなかにうまい事撮るのが難しい。

なにせ、撮ってる場所はかなりの勾配の狭い道で、ほとんどガードレールも無いアバウトな道。


この時間、誰も来ないだろうけど、こんな所で対向車来たらどうするんだろう。





P1350604a.jpg





雲が多くなって来たので見えないが、朝走って来た瓶ヶ森の山並みも見えるはずの場所。


ま、どれかわからないだけの事かも知れませんが(^_^;)




この尾根道、眺めているだけでもなんだかいい感じなんだけど・・・


せっかくだから、ここまで来たら走ってしまおう!



そう、この時の為に今回はSEROW250が必要だったのでした。






P1350609a.jpg





1500mクラスの山だけに、木々に覆われて無くてなんともなまめかしい姿。



林道を眺めるのも良かったけど、また視線を換えてみると、さらに違う良い景色が見え続けます。






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尾根のダートは最初少し砂利で流れやすくもあるけど、奥に行く程にクマザサに覆われた自然に近い土の道になってきます。






P1350614a.jpg








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頂上とキャンプサイトの高低差。


ここをパラグライダーで風に乗りながら下りていくんですねぇ~~コワ~~(・・;)




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ある程度行ったら引き返します。


尾根の林道の一番高い辺りで、至福の時の休憩。



早い時間なら、コーヒー沸かしてってやりたかったな~




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晴れていたらまた違う表情が見れたんだろうかなぁ。



次回は、ここ一番で来てみましょうかね。






P1350623a.jpg





P1350625a.jpg





テントサイトに戻る頃には薄暗くなって来ていた。


曇り空でもあるし、西にそびえ立つ山の影でもあるからね。




家から持参した、処分に困った木を燃やして夕食タイム。


もう今回は簡単に^^;





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陽が沈むとほんと真っ暗!



焚火の灯り絶やさぬよう・・・久しぶりに心地いい時間だ。





P1350633a.jpg





今回、テントを開いて驚いたのが、フライシートの内側がカビだらけだった事。



一度は我慢して使おうかと思ったけど、あまりにもひどかったので、フライは使わずに、ミニタープをテントの上に設営してしのぎました。


この夜は、寒くもなくテントに入っていれば一番いい環境ではなかっただろうか。



そして、暗くなってしばらくしたら、雲が切れたのか星がたくさん見え始めた。



しかし、これを写真に残そうと頑張ったけど綺麗には無理でした。


まず、望遠は良い性能でも暗がりに弱い細かい設定の出来ないコンデジでは不可能の様です。



とりあえず、頑張って撮った画像を編集してここまで写っていたのでした。





P1350642a.jpg



この旅に出る前に、一度カメラを見に行ったのですが、決め切れずこのありさま(^_^;)


そろそろ、少しいいカメラ手に入れようかな~


使い手の問題もあるけど(~_~)



この日は、10時ころには記憶を失い、目が覚めることなく気持ちのいい朝を迎えるのでした。


              つづく





四国の道は険しいよ~
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次回はG650GSでかな


P1350601a.jpg
中津明神山 1541mから続く尾根の林道


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コメント

いいねえ~♫Ⅲ

仙人さんおはようございます。

四国の山は深いですね。
奈良和歌山も深いですが、なんか全然違う感じです。
尾根の道がスカッと晴れていると、また雰囲気が変わるのでしょうか?
一人で進んで行くにはちょっと心細くなりそうな道です(;'∀')

まあ、今回ブログ書かれてますのでご無事のご帰還でしたが、四国の山は侮れない感が漂ってますね。

お~

お~凄い長い距離のダートですね、四国はまだ未開の道がありそうですね。
仁淀川行きたい。

やす爺さんへ

こんにちは。
橋を渡る四国は、少し特別な感じですね。
紀伊半島でも425辺りの雰囲気なら負けてないかもしれませんが、ほんと山深い感じです。
晴れて明るいと、また景色の色合いも変わっていいのかなあと。また行ってみたいところですね。
確かに、心細くなりそうな道ですが、先へ先へと引き込まれそうな景色に、なんとか足を止め、引き返しました。
はい!無事に帰って来ております(^^)
でもまだ続きはありますよー

班長@みよし市さんへ

ダートの長さなら剣山や兵庫の氷ノ山あたりが長いですね。
次回は仁淀ブルーと言う源流近くの水を見に行きたいです!
パンフレットを帰ってから見て知りました。
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プロフィール

仙人

Author:仙人
BMW GSとYAMAHA SEROWで四季の景色を探して走ります。
そして時々HUSTLERも出動♪

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